
日も暮れて、三脚を添えて夜の駅バルブ撮影タイム。
銀河線の有人駅舎のほとんどが国鉄時代からの古い木造駅舎から現代風に建て替えられたが、跨線橋などは木造のまま。その対比が面白く、特に本別駅ではこの二つを組み合わせて撮ることが出来た。
Nikon D70s / Ai AF Zoom
Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF) / RAW
北海道ちほく高原鉄道 本別駅にて

まさに広々とした大地、北海道を体感できる十勝平野の夕暮れ。「タタン、タタン」と軽やかなリズムで一両のCRが早足で駆け巡っていった。
Nikon D70s / Ai AF
Nikkor 85mm f/1.8D / RAW
北海道ちほく高原鉄道 大森~勇足にて

北見寄りに位置する境野駅は駅舎内に喫茶店も併用していたが、残念ながら一度も立ち寄らずに廃止されてしまった。
Nikon D70s / Ai AF
Nikkor 85mm f/1.8D / RAW
北海道ちほく高原鉄道 境野駅にて

「愛冠」と書いて『あいかっぷ』と読む。その名の通りに駅舎は可愛らしい愛の冠をした形になっている。駅前に「愛の泉」なる水飲み場があり、駅前には「ウエディングブリッジ」という名の橋も存在していた。今も現存しているのだろうか?
Nikon D70s / Ai AF Zoom
Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF) / RAW
北海道ちほく高原鉄道 愛冠駅にて

落葉松の彩りが美しく映える朝。一両のCR車が板張りのホームに滑り込んできた。停車位置からして北見行だろう。しかし乗降客は誰もなく、わずかな停車時間ののちに颯爽と発車していった。
Nikon D70s / Ai AF Zoom
Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF) / RAW
北海道ちほく高原鉄道 豊住駅にて

いかにも北海道の木造駅舎らしい佇まいを見せていた上利別駅。肌寒い11月ではすでに待合室ではストーブが焚かれていた。
Nikon D70s / Ai AF
Nikkor 85mm f/1.8D / RAW
北海道ちほく高原鉄道 上利別駅にて

廃止が決まった後に駆け足で訪問した
北海道ちほく高原鉄道ふるさと
銀河線。この時はまだポジフィルムがメインだったが、この頃持ち始めたばかりのデジタル一眼レフで少しだけ撮影していた。オートフォーカスさえロクに使えない中、手探りしながら撮影していたのを今でも覚えている。
Nikon D70s / Ai AF Zoom
Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF) / RAW
北海道ちほく高原鉄道 高島駅にて