
ちょうどタラコ色に塗り替わった八戸線用キハ40型が珍しく
津軽線に入ったという情報を聞いてレンタカーを借りて本州最北端の駅、三厩へ。夜明け前に駅に入れてもらい、三脚をセットしながらゆっくりと撮影させてもらった。ワンマン列車が当たり前になったローカル線において、車掌さんがいて、そして駅員が見送る光景自体がほとんど見かけなくなってしまったのは本当に寂しい。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor 85mm f/1.8D / Fuji RDPⅢ
津軽線 三厩駅にて

駅の中でもコンビニがあることが定着した今日において、ホームでの立ち売りの光景がずいぶん懐かしく思うようになった。お弁当やビールを買い込んで列車に乗り込むと、どことなく長い旅に出るという旅情感があふれ出てくる。新幹線とは確実に違う「味」がそこにはある。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor 85mm f/2D / Fuji RDPⅢ
東北本線 青森駅にて

所狭しとダンボールに乗ったワンちゃんも車窓が気になるようで、どことなくそわそわしていた感じも…。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor 35mm f/2D / Fuji RDPⅢ
北上線 車内にて

確か「青春18きっぷ」を使用して仙台から釜石、盛岡、秋田、青森と旅した時の写真だと記憶している。大きな荷物を背負った人にとっては座席が少なくてデッキやドアが大きいキハ110系って意外と便利なんだな、と思ってしまった。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor 35mm f/2D / Fuji RDPⅢ
山田線 車内にて

この時はすでに臨時列車化されていたが、廃止間際に583系を使用した特急「はつかり」も撮ることが出来た。青函連絡船がまだ就航していた当時は北海道との連絡特急として「はつかり」をはじめ「はくつる」「ゆうづる」など583系が何編成もこの区間を往来していたのだろう。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor ED 300mm
F4S / Fuji RDPⅢ
東北本線 小繋~小鳥谷にて

国鉄型特急車両らしいモーター音を響かせながら十三本木峠を越えて一路青森を目指す特急「はつかり」。
東北本線の中でも一番の難所、かつてはSL時代にデゴイチが三重連で駆け抜けたそうだ。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor ED 300mm
F4S / Fuji RDPⅢ
東北本線 奥中山~小繋にて

2000年冬、東北新幹線八戸延伸に伴って経営分離される
東北本線を旅した。現在は新幹線も停車する「いわて沼宮内」駅となって橋上駅舎として営業しているが、当時は特急「はつかり」も停車する中堅の駅としてしっかり地域に根付いていた。
Nikon F4 / Ai AF
Nikkor 35mm f/2D / Fuji RDPⅢ
東北本線 沼宮内駅にて