
この頃の特急つばさは基本的に6両、上野直通は8両だった。この写真はお盆多客期に運転された臨時つばさ。秋田の車両所から応援に来た3両編成の485系が福島~山形・新庄を補完し、板谷峠では普段見られない光景が展開された。
奥羽本線 庭坂~赤岩にて [RVPにて撮影]

夏の多客期に運転された急行あきた。その名の通り新宿~秋田を結ぶ夜行急行はこの時代としては珍しく寝台車と座席車の混合編成となった。山形新幹線も秋田新幹線もまだない時代、長距離旅行にまだ夜行列車が重宝されていた。
奥羽本線 福島駅にて [RDPにて撮影]

太陽が日本海の水面に近づく頃、海辺の水田がキラキラと光り、いつもと違った一面を見せてくれる。海と田んぼに挟まれた五能線という絵もなかなか珍しく感じるが実は沿線の至るところで見ることができる。
五能線 岩館~大間越にて [RDPⅢにて撮影]

駅のホームに咲く無数のマーガレット。太陽が日本海の向こうに沈みかける時間、やわらかい西日がマーガレットを優しく照らしていた。
五能線 岩館駅にて [RDPⅢにて撮影]

またもやド逆光の写真。なかなか撮りづらい跨線橋ではあるが、300㎜望遠レンズを使って風力発電をバックに撮った一枚。風の強い日本海ならではの光景が五能線沿線で多く見ることができる。
五能線 艫作~横磯にて [RDPⅢにて撮影]

逆光で見づらいのはご容赦願いたいが、北金ヶ沢から見る岩木山は普段津軽平野から見る山の形と大きく異なる。この写真を撮影時は初夏だったので山頂には薄っすらと残雪を見ることができる。
五能線 北金ヶ沢駅にて [RDPⅢにて撮影]

八森駅には歴史を感じさせる長い通路があり、ゆるやかな石段が駅と待合室を結ぶ。列車を降りた学生もこの階段を下りながら毎日学校へと向かう。今日も元気な声を響かせながら・・・。
五能線 八森駅にて [RDPⅢにて撮影]