
峠を下り羽黒川の鉄橋を渡ると米沢盆地に入る。峠ではあまりお目にかかれない桜の木もここでは数多く見られる。写真の桜は湯の沢温泉脇に咲く桜。実はこの先には関根大滝があるが残念ながら列車と絡めることはできない。
奥羽本線 大沢~関根にて [RDPⅢにて撮影]

板谷峠と言えばこのスノーシェルターが思い浮かぶ。それはかつて赤岩・板谷・峠・大沢の各駅にスイッチバックがあり、赤岩を除く三駅には豪雪からポイントを守るためのスノーシェルターがあるからだ。スイッチバックがなくなった現在もかつての栄華を象徴するような建造物だ。ちなみに板谷・峠駅はポイント部分のみシェルターがあるが、この大沢駅はポイント部分のほかにこの長い直線のシェルターが存在する。
奥羽本線 大沢~関根にて [RDPⅢにて撮影]

こちらも昨日一昨日と同じ場所から撮影したもの。大沢駅の旧スイッチバック駅の遺構が見える。よく見ると実は駅前には桜の木が、そしてスノーショッド脇には萱葺き民家が多く時間の止まった雰囲気がある。
奥羽本線 大沢~関根にて [RDPⅢにて撮影]

昨日のエントリー分と同じ山よりレンズと角度を変えて撮影。レンズを変えるだけでいろいろな場所を見ることができる俯瞰撮影は病み付きになる。写真は大沢駅近くの大小屋集落付近を行く上りつばさ。残雪と新緑の入り乱れる景色はいかにも早春らしい風景だ。
奥羽本線 大沢~関根にて [RDPⅢにて撮影]

春霞の中、高倉山や栂森をはじめとした板谷峠の山々に囲まれながら山形新幹線はゆっくりと峠を越える。耳を澄ませば遠くからジョイント音やタイフォン音までも聞こえてくる。
奥羽本線 峠~大沢にて [RDPⅢにて撮影]

大麻界隈の線路際にはエゾヤマザクラの桜並木があり車窓を彩っている。さすが北海道の大動脈を走る函館本線、いろんな車両が行き来し、特急列車をはじめ普通列車も三形式の車両があり見ていて楽しい。写真の711系は本数こそ減ったもののまだまだ元気だ。
函館本線 森林公園~大麻にて 【D200にて撮影】

旭川市の人気の動物園「旭山動物園」の元飼育係で絵本作家のあべ弘士さんがオリジナルイラストでデザインし動物と子供たちの夢を乗せた列車が札幌~旭川で運転を開始した。1号車は「ホッキョクグマ」号、2号車は「ライオン」号、3号車は「チンパンジー」号、そして4号車は「ペンギン」号と各車両異なったデザインで子供たちに喜ばれている。
函館本線 大麻~野幌にて 【D200にて撮影】