
函館本線 札幌駅にて 〈ネガフィルムにて撮影〉(カラーデータをモノクロに変換)

今回の改正でもう一つ消える列車、それは「スーパーホワイトアロー」。その名にふさわしく矢のように速く、札幌~旭川の高速網を確立させた。785系は引き続き「スーパーかむい」と名を変え新鋭789系と共に運用に就くが、かつて札幌~旭川をノンストップで快走し親しまれてきた「スーパーホワイトアロー」がひっそりとその名を消す。
函館本線 大麻駅にて 【D200にて撮影】

昭和54年3月に特急いしかりとして運転を開始して以来、幾多の道内の鉄道の歴史を刻んできた781系。通いなれた道、函館本線を行く姿ももう見納めになる。
函館本線 大麻駅にて 【D200にて撮影】

薄暗い札幌駅は何かと絵にしづらい。しかし時間によっては隙間からの日差しが思わぬシチュエーションを作り上げる。旭川行き特急ライラックが発車を待っていた数分の車両に降り注ぐ光をただただ見つめていた。
函館本線 札幌駅にて 【D200にて撮影】

ヒマワリとコスモス、夏と秋の混在した季節に撮った一枚。国鉄型車両ながら俊足を飛ばすその走りの性能は他の国鉄型車両の引けを取らない。
函館本線 幌向~上幌向にて 【D200にて撮影】

14時30分札幌を同時に出発する室蘭行き特急すずらんと旭川行き特急ライラック。同じ車両の特急が同方向に並走するシーンはなかなかお目にかかれない。しかも意外と並んで走るシーンは少ないと聞くのでこの日は運が良かった。ただこの写真を撮った直後にAFがフォーカスアウトしてしまいもう少し引いて撮ることができなかったのが残念だ。
函館本線・千歳線 白石駅にて 【D200にて撮影】

植苗のカーブの奥から静かな音をたててやってきた室蘭行き特急すずらん。ダイヤ改正後は現在特急スーパーホワイトアローで使用している785系が運用を担うことになる。
千歳線 沼ノ端~植苗にて 【D200にて撮影】

あと一週間で引退する781系。北海道特急発展の礎を築いた名車両だ。室蘭から旭川間の特急として君臨し、またはライナーとして小樽にも出向き、北海道電化区間を幾度となく走り回った。室蘭本線末端区間では特急車両ながら普通列車扱いで運転されるのも781系の歴史を語る上で欠かせない。朝の「普通」と表示された区間列車が711系と並ぶ。まさか711系より早く引退してしまうとは…。
室蘭本線 母恋駅にて 【D200にて撮影】

里に入ると車窓の奥に鮮やかな夕陽が見える。列車の終点間際で見るサンセットは感慨深い。
花輪線 車内にて 【D200にて撮影】

駅名票と花壇を撮ろうとドア付近でカメラを構えると目の前をつかつか歩き、立ち止まり、いきなり大きくピース!花よりいい表情が撮れたよ、ありがとう。でも使うのはピースする前の写真だったりして。
花輪線 土深井駅にて 【D200にて撮影】

駅舎向こうの空が賑やかだ。列車に乗りながらも雲の流れに気を持ちながら時を過ごす。そして駅にたどり着きふと見上げた空は何ともいえないデザインだった。
花輪線 十和田南駅にて 【D200にて撮影】

盛夏も過ぎ稲穂の輝く秋へと季節は移ろいを見せる。残念ながら窓の開かない車両なので空気感は直接触れ合うことはできないが、サイコロのような窓から様子だけでも感じ取ることができようか。
花輪線 車内にて 【D200にて撮影】

イメージが強すぎるからかもしれないが、東北の方は風呂敷を背負う姿がよく似合うように思う。他人事ながらもっと洒落たバッグだとかいろいろ選択肢があるのに、と勝手に考えてしまうが、やはりシンプル・イズ・ベストなのだろう。そういったシーンをキハ110車内で見かけても違和感なく見えるのは東北の人情や風土がそうさせているからなのだろうか。
花輪線 車内にて 【D200にて撮影】

花輪線がキハ110に置き換わって初めての乗車。IGR盛岡駅ホームにいる時点では何のためらいもなかったが、好摩からIGR線と別れると途端に妙な違和感を感じてしまった。でもそれもわずかなこと、かつてSL三重連の名所竜ヶ森峠超えを軽々しく登っていく様は確かに現代での出来事。置き換わったおかげで前面展望もし易くなった。
花輪線 車内にて 【D200にて撮影】

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

高松琴平電気鉄道にて 〔PRESTO 400にて撮影〕

やはり土佐くろしお鉄道は川より海が似合う。土佐の海はどの地方にも負けない豪快さが自慢だ。土佐だけでなく瀬戸内海の海なども含め、四国のコーポレートカラーは海のイメージに本当に似合う色だと思ってならない。
土佐くろしお鉄道中村線 佐賀公園~土佐白浜にて 【D200にて撮影】