
江ノ電と並走しながらのサイクリング、適度のいい風を受けながら湘南の海を走る。
江ノ島電鉄 鎌倉高校前~峰が原(信)にて 【D200にて撮影】

富士山遠望の朝はいい一日であることを予感させる。
江ノ島電鉄 七里ガ浜~稲村ヶ崎にて 【D200にて撮影】

最終列車も行ってしまい、そして最後の回送列車も行ってしまった石越駅。乗客も去り静かな空間だけがそこにあった。
くりはら田園鉄道 石越駅にて 【D200にて撮影】

駅長の発声の合図で石越駅から出る最終列車。夕方から降る雨はついには涙雨となってしまった。
くりはら田園鉄道 石越駅にて 【D200にて撮影】

夕方になって冷たい雨が降り立っているのもつらくなりそうな寒さになってきた。最終列車まで刻一刻と迫っており、緊張の時を過ごす。
くりはら田園鉄道 栗駒駅にて 【D200にて撮影】

山頂から望むと箱庭のような風景、始発駅を発車した列車はコトコトと旧駅舎前を通り過ぎ林の中へと消えてゆく。
鶯沢工業高校前~細倉マインパーク前にて 【D200にて撮影】

地方ローカル線撮影においてきちんとした編成写真を撮るのは少ない。編成が短すぎてあまり絵にならないからだ。でもこの日は最終日、きちんとした記録が必要だった。
くりはら田園鉄道 大岡~沢辺にて 【D200にて撮影】

車内にチョコンと置かれた可愛らしいマスコット。どんなキャラクターなのかわからないが、毎日くりでんに揺られ旅を共にしていたんだな。
くりはら田園鉄道 車内にて 【D200にて撮影】

親しまれていたくりでんことくりはら田園鉄道が廃止されてから一年、その日も肌寒い朝だった。待合室の電気が灯しストーブに暖が燈る。もう一年経つのに写真を眺めるとつい先日のように感じる。
くりはら田園鉄道 栗駒駅にて 【D200にて撮影】

窓の大きな飯山線の車両は外からの光が車内に入り込み、おもしろい演出をするときもある。光が当たっているのはひじ掛け。まるで特急車両のような豪華なひじ掛けのグラデーションが縦に並んだのでそれを表現してみた。
飯山線 車内にて 【D200にて撮影】

前日までかなりの雪が降った飯山線。除雪のおかげで鉄の道もしっかりと姿を現し列車を通す。
飯山線 車内にて 【D200にて撮影】

乗っている車内からドアを開けて駅名表を一枚撮影。何てことのない絵柄だが、雪に埋もれてしまうくらいの高さの雪壁が夕陽の輝きが優しく包み込み心を動かされた。
飯山線 西大滝駅にて 【D200にて撮影】

有数の豪雪地帯を行く飯山線。雪の壁の高さが豪雪地帯であることを物語っている。ここ平滝駅も雪の多い地域の一つだ。ずいぶん趣のある木造駅舎だが、幾年もこの雪の重みに耐え抜いていたのだろう。
飯山線 平滝駅にて 【D200にて撮影】

長野から十日町方面に向かう車窓の右側には雄大な千曲川の流れが目を引く。残雪の景色と雪解け水を多く含んだ川のコントラストは水墨画のように美しい。
飯山線 車内にて 【D200にて撮影】

卒業シーズン、友達とアルバムを眺めながら高校生活を振り返る。通学で日常的に利用していた飯山線も思い出の一ページに。
飯山線 車内にて 【D200にて撮影】

望郷への旅路-。
新幹線から乗り継いで、または市街地から乗り込んで山里に向かう飯山線の旅はまさにそんな言葉が似合う。車両や駅舎は新しくなれどその車窓からの風景は変わらない。
飯山線 戸狩野沢温泉駅にて 【D200にて撮影】