 秋田からの直通列車が駅に到着した。恐らく始発の秋田からそのまま乗ってきたサラリーマン、恐らく大館から乗ってきた学生。皆いそいそと迎えの車に乗り込んで帰路についていった。 カメラ : Nikon D200 撮影地 : 花輪線 東大館駅にて
 そういえば地元列車との交換風景を撮っていないことに気づき、慌てて時刻表を開いて大凡の予想で駅に向かい、湿った雪壁を泳ぎながら登って撮影した。足がズボズボとはまり身動き取れない状態で何とか撮れた一枚。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 桑名川駅にて
 やはりあまり積雪の多い地域とは縁のない青池編成を、何とか雪国らしい絵を表現したいと思って構想を練りながら車を運転した。そして思いついた絵がこれ。雪壁も程よく、らしい絵が撮れたと自己満足。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 森宮野原~足滝にて
 十日町からの折り返し列車を待つ頃から雪が降り出した。しかも視界の悪くなるくらい湿気の多いボタ雪が。列車を待つ間機材が濡れてしまい、ちょっと困ってしまった。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 越後鹿渡~越後田沢にて
 かつて日本最高積雪を記録した長野県栄村。もちろんその時ほど積雪はないにしろ、普段あまり雪の多くない五能線から出張してきた青池編成にとってはビックリするくらいの積雪か。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 森宮野原駅にて
飯山線で追っかけ撮影をするとたいていの方がこの栄大橋に集結する。私もその一人だった。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 横倉~森宮野原にて
 時刻表の表紙などで飾られたことのある有名な撮影地。青のカラーリングをした列車が白のキャンパスを染める。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 上境~上桑名川にて
 機会があったので 飯山線に訪問してみると、同業者がちらほらいたので何か来るのか聞いたら雪祭りの臨時列車が来るとのこと。とりあえず来る時刻だけ伺って、ロケハンで見つけた撮影地で待っていると…、 何と五能線で活躍するリゾートしらかみ号青池編成! 普段海沿いで撮っている車両が川沿いの絵で撮れるなんて正直ビックリしながらシャッターを押した。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 飯山線 替佐~蓮にて
 太陽が山の奥に沈むと一気に冷え込んできた。陽が無いだけで更に物音がしなくなったのは気のせいだろうか。そのような中で峠駅構内の警告音が鳴り響き、太鼓沢トンネルを出た列車の音が聞こえた。程なくやって来たのは400系 つばさ。幾度となく通い慣れた峠道も間もなく後輩のE3系にその活躍の場を譲り、ひっそりと消えてゆく。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 峠~大沢にて
 開業当初にはなかった「TSUBASA」のエンブレム。新塗装になってお目見えしたこのデザインは非常に好感が持たれ、現在のE3系にも引き継がれている。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 峠~大沢にて
 ちょうど上り列車がやってくる時刻なので、後追いながらとあるお立ち台から一枚。ここも狭軌時代は普通に防雪林が立ち尽くしていたが、新幹線開業後伐採され新たな撮影地が生まれた。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 赤岩~板谷にて
 「葡萄沢山俯瞰」と呼んでいる板谷集落を望む大俯瞰アングル。私と仲間内にしかわからないとっておきの撮影地だ。この日はあまりにも天気が良かったので急に思い立って一人登り始めた。幸い登山道の尾根に雪はほとんどなくスムーズに登ることができたが、いかんせん前回登った時はまだ400系が登場当初の塗装をしていた頃。10年以上も経って道はウル覚えで何とか登りきることができたが、肝心の線路が見える場所は実は木と木の狭間から。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 赤岩~板谷にて
 ほぼ逆光の光線状態だが流線型のおかげで斜陽がいい具合に光ってくれた。現在のE3系 つばさはやや角ばった形をしているので、丸みを帯びた400系 つばさの方がこのように光りやすい。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 赤岩~板谷にて
 いつものことながら、板谷で天気が良かったら真っ先に駆けつけてしまう撮影地。ダイナミックな雪山を背にした 山形新幹線が撮れる数少ない場所。夏と違って線路脇に草も生い茂っていないのですっきりと撮る事が出来る。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 赤岩~板谷にて
 庭坂駅を発車した電車の左手車窓には吾妻連峰を望むことが出来る。駅を出てすぐ上り勾配に差し掛かるので、唸るモーター音を響かせながらゆっくり映りゆく吾妻小富士を眺めるのも格別だ。 カメラ : Nikon D3撮影地 : 奥羽本線 庭坂~赤岩にて
 給水・給炭も終わっていよいよ終点只見へラストスパート。鉄道員の緊張した表情が垣間見える。こうした方々をはじめ裏方の努力があってこそ私たちはSLの旅を楽しく過ごすことができる。 カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 会津川口駅にて
 会津地方の重たい雪を掻き散らして会津川口駅に到着。会津柳津駅に引き続いてここでも給水・給炭のため一休み。この冬季運行のために取り付けたスノープラウが何とも勇ましく見える。 カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 会津川口駅にて
 復活初年度以外 只見線のSL列車にはDLが付かないが、やはり雪深い 只見線ではどうしても補機が必要。また雪で只見駅のターンテーブルが使えないという理由もあり、DE10の助けを借りて運転していた。 カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 車内にて
 ここ会津宮下では只見からやって来た除雪車と交換。深夜に轍を整えてくれても降りしきる雪は瞬く間に線路を埋めてしまう。列車は進めば進むほど雪が深くなっていく。 カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 会津宮下駅にて
 地元の園児たちもやって来る蒸気機関車の勇姿に興奮を隠せない。寒さも忘れて機関車ただ一点見つめる光景が印象的だ。 カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 会津坂下駅にて
 会津若松を発車してすぐ西若松駅に停車。ここで上り列車との行き違いで何分か停車する。この古びた跨線橋はすでにない。何気ないカットだが貴重な光景なのでセレクトした。 カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 西若松駅にて
 2004年、豪雪の最中に運行されたSL&DL会津只見号。運良く指定席を取ることが出来たので運行初日に始発駅である会津若松から出発。駅では関係者を招いて記念式典が。くず玉が割られ出発進行! カメラ : Nikon F4 フィルム : Fuji RDPⅢ 撮影地 : 只見線 会津若松駅にて
 駅名票は新しくなったが、駅舎に掲げられた看板は昔ながら。駅舎自体に趣のある那珂湊駅にはやはりこの看板が一番似合う。いつまでも色あせないでいて欲しい。 カメラ : Nikon D3撮影地 : ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅にて
 ブルーモーメントな頃、気温もだんだんと低くなる。かつて何に使われていたのだろう、ホームに佇む鉄柱がやけに気になった。体感が低くなるほど、こいつに向けて無性にシャッターを切る自分がいる。 カメラ : Nikon D3撮影地 : ひたちなか海浜鉄道 阿字ヶ浦駅にて
 列車の来ない駅は静寂に包まれるが、西の彼方に夕陽が沈む頃、駅名票に一日の最後の輝きを照らす時が一番ダイナミックだ。 カメラ : Nikon D3撮影地 : ひたちなか海浜鉄道 磯崎駅にて
 年期の入った改札ラッチに陽が燈る。一年にここまで斜陽が当たるのは何度ほどか。そのうちの一度に運良くめぐり合うことが出来た。まさに一期一会の光景だ。 カメラ : Nikon D3撮影地 : ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅にて
 地元学生の絵馬がたくさん飾られていた。願い事は叶うだろうか。 カメラ : Nikon D3撮影地 : ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅にて
 阿字ヶ浦駅にて折り返し発車を待つ旧三木鉄道からやって来たミキ300型、いかにも第三セクター鉄道らしい車両だ。何の違和感もなく沿線に馴染んでいて、すっかり湊線の仲間に定着したようだ。末永く活躍してもらいたい。 カメラ : Nikon D3撮影地 : ひたちなか海浜鉄道 阿字ヶ浦駅にて
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