 海の香りが漂う新芝浦駅。通勤客のいない時間帯は物音一つしないほどひっそりとしている。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 鶴見線 新芝浦駅にて
 おおよそJR規定の幹線とは思えない草ぼうぼうの線路。それがまた 鶴見線的クオリティなのかもしれない。 Nikon D3 / AF NIKKOR 80-200mm F/2.8D / RAW 鶴見線 浅野~新芝浦にて
 まだ色がのりきれていない若い紫陽花もしっとりと雨に濡れていた。 Nikon D3 / AF NIKKOR 80-200mm F/2.8D / RAW 鶴見線 浅野駅にて
 神奈川県下の鉄道の中でも独特の表情を出す 鶴見線。朝の通勤ラッシュのヤマを越えた時間帯はちょっとゆるい空気感が駅構内を包む。萎れかけのツツジもまた良い味を出す雨の一日。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 鶴見線 浅野駅にて
 北東北の大都市盛岡駅郊外でものどかな田園風景が残る。大釜駅を通過した 秋田新幹線は間もなく高架を走り新幹線ホームへ。そして東北新幹線はやてと併結して東京を目指す。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 盛岡~大釜にて
 峠に挑む前は勢い良く走る印象がある。緑の絨毯を突き進んで終着駅を目指す。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 小岩井~雫石にて
 峠の中にあるシェルターを見るとどうしても撮りたくなってしまうのは峠好きな人間のすることだろう。ただ残念ながら信号場は基本的に入れないのでトンネル脇の斜面から撮影。大地沢信号場を通過した 秋田新幹線こまちは県境の仙岩トンネルを一気に駆け抜け、志度内信号場を経て田沢湖に達する。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 大地沢信号場~志度内信号場にて
 雨も落ち着き夕方になって峠の最深部まで行ってみた。列車では何度か通ったことのある場所ではあるが車で林道に入ったのは雪の時に来て以来。今回はその時除雪していなかった大地沢信号場まで初めて行ってみた。何せ初めてずくしの風景だったので、ちょっと鉄橋が見えただけで撮影地にしてしまう。なかなか趣のある峠だ。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 赤渕~大地沢信号場にて
 お馴染み、国道沿いの峠の茶屋近くの橋から見下ろすアングル。雲が早い流れで山を覆っていたのが印象的だった。この後、線路沿いの林道を探検してみたが、川がコーヒー牛乳のような濁流だったので奥まで行くのはやめておいた。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 志度内信号場~田沢湖にて
 時刻表を睨みながら交換駅を予測して下り列車が撮れる場所を探した。この時は田沢湖駅での交換かと思われたので資材置き場にて列車を待つと、5分も経たないうちに少し急ぎ気味の秋田行きが現れた。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 刺巻~神代にて
 この日は朝から強い雨で落雷による遅れも発生していた。在来線区間のほとんどが単線の 秋田新幹線では遅れの回復も容易ではない。この列車も推定30分ほどの遅れで角館駅を発車、おそらく盛岡駅でのはやてにつながらず単独で東京へ向かったのだろうか。 Nikon D3 / AF-S NIKKOR 70-200mm F/2.8G / RAW 田沢湖線 刺巻~神代にて
 元町・中華街の駅を降り立つと、文明開化の横浜をイメージした絵がお出迎え。開港当時はこんな街だったんだ、とエスカレーターからしばし眺めることができる。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 元町・中華街駅にて
 エキゾチックな外壁が観光客の心を揺さぶる馬車道駅。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 馬車道駅にて
 レンガ造りとドーム状のエントランスが特徴の馬車道駅。みなとみらい駅ほど乗降客は多くないものの、横浜の有名観光地が点在するのでそれらしき人もよく見かける。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 馬車道駅にて
 平日はオフィス街の真下にあるのでビジネスマンが多いが、休日となるとやはりカップルや若い女性の姿が目立つ。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 みなとみらい駅にて
 みなとみらい駅に降り立つと必ず見てしまうのが元町・中華街寄りにあるクウィーンズスクエアの吹き抜け。ホームからは赤いエスカレーターを、エスカレーターからホームに入る電車が目に飛び込んでくる。最近では地下鉄の新駅にも吹き抜け構造を取り入れる傾向があるようで、デザインチックな地下鉄駅が主流となってきている。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 みなとみらい駅にて
 横浜の次は各駅停車しか停まらない新高島駅。サッカーJ1の横浜F・マリノスの練習場がある「マリノスタウン」の最寄り駅なだけに、メタリックな内壁にブルーのイメージカラーがインパクトを放っている。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 新高島駅にて
 東急東横線からそのまま直通運転を行う みなとみらい線。正式な事業社名は「 横浜高速鉄道」で、神奈川県や横浜市などが出資する第三セクター方式の鉄道会社である。横浜駅では東横線のイメージカラーである赤と みなとみらい線の青と二つのカラーが同居している。 Nikon D300 / AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G / RAW 横浜高速鉄道 みなとみらい線 横浜駅にて
 ここからだとあまり湖は見えないが、斜光を浴びた鉄橋がとても印象的だったのであえてこちらから撮影した。森と湖、どこか神秘的な風景を行く 北上線もまた久しぶりにじっくり撮ってみたい。 Nikon F4 / Ai Nikkor 200mm F4S / Fuji RDPⅢ 北上線 ゆだ錦秋湖~ほっとゆだにて
 花輪線撮影からの帰り道、何となく立ち寄った 北上線。一緒に20系急行おがを撮影していた頃を思い出しながら、やって来るキハを撮影。あの頃ほとんど真剣にレンズを向けなかったキハ110もすっかり東北地域の非電化路線の顔となった。 Nikon F4 / Ai Nikkor 200mm F4S / Fuji RDPⅢ 北上線 ゆだ錦秋湖~ほっとゆだにて
 JR東日本盛岡支社のホームページで鉄道ファンに向けた車両運用が公開されていて、同行した友人が快速八幡平に国鉄急行色がダブルで運用される、とキャッチ。運用に疎い私は同行の友人に感謝しながら撮影することが出来た。 Nikon F4 / Ai Nikkor 135mm F2.8S / Fuji RDPⅢ 花輪線 赤坂田~小屋の畑にて
 こんなに天気の良い日にはやはりチャレンジしたいのが俯瞰撮影。高速道路脇にある山の伐採地より遠く水田地帯を走る国鉄急行色を狙った。今もこのように撮れるだろうか? Nikon F4 / Ai Nikkor 200mm F4S / Fuji RDPⅢ 花輪線 赤坂田~小屋の畑にて
 国鉄型気動車が五連でやって来た。もはや国鉄型車両の淘汰が激しく、このような光景が見られるのもごく一部になってしまった。もちろん写真の 花輪線もJR型車両に置き換わっていて、このような光景は見られない。 Nikon F4 / Ai Nikkor 135mm F2.8S / Fuji RDPⅢ 花輪線 平舘~北森にて
 北森駅は国道から岩手山がきれいに見える駅。間もなくやって来る列車を待つ学生をスナップさせてもらった。 Nikon F4 / Ai Nikkor 200mm F4S / Fuji RDPⅢ 花輪線 北森駅にて
 まだ東北新幹線が八戸まで開業する前の初夏、友人とレンタカーを飛ばして岩手県にやって来た。上野と青森を結んでいた寝台特急もかつてはたくさんあったが、当時は東北系統の「 はくつる」と奥羽系統の「 あけぼの」のみ。その「 はくつる」も東北新幹線が八戸まで開業すると廃止された。そして新幹線はついに新青森まで到達することになる。 Nikon F4 / Ai Nikkor 135mm F2.8S / Fuji RDPⅢ 東北本線 岩手川口~沼宮内にて
 日の沈む頃、無人駅に咲き乱れるマーガレットがとても印象的だった。今日一日、無事良い写真が撮れたことに感謝して。 Nikon F5 / AF Nikkor 35mm f2D / Fuji RVP 100F 宗谷本線 智恵文駅にて
 悠久と流れる天塩川に沿って進む 宗谷本線。この地帯は川も線路も北へ南へと進路を変える。音威子府から中川まで「音威子府バイパス」と呼ばれる国道40号線を短絡で結ぶルートの着工計画があり、道路のアクセス向上を期待されているが線路は変わらず川沿いをゆっくり進むルートを使わざるを得ない。 Nikon F5 / AF Nikkor 85mm f1.8D / Fuji RVP 100F 宗谷本線 筬島~佐久にて
 歌内駅に入る小道、まぶしい光が降り注いでいた。 Nikon F5 / AF Nikkor 35mm f2D / Fuji RVP 100F 宗谷本線 歌内駅にて
 天気予報は晴天のはずだったが、やはり気まぐれの宗谷地方は簡単には晴れてくれない。意気消沈で目的意識もなく向かったのは兜沼駅。ちょうど通学の時間帯だったので列車に乗る学生をスナップさせてもらった。 Nikon F5 / AF Nikkor 85mm f1.8D / Fuji RVP 100F 宗谷本線 兜沼駅にて
 恐らく当時は無数の線路がひしめき合って広いヤードに石炭車がたくさんいた構内だったと想像に難くない。今は細々とした鉄路に一両のワンマンカーが行き来するだけ。 Nikon F5 / AF Nikkor 85mm f1.8D / Fuji RVP 100F 石勝線 鹿ノ谷駅にて
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